先日、wgetとcurlのお互いの優位性についてのエントリーをしましたが、その後、curlへの興味は常に持っていました。
扱えるプロトコルやコマンドの特徴は、wgetとは違う側面があるので、今回はcurlに焦点を当ててみます。
curlは、curlを呼び出した後に、URLを記述するだけで指定したURLのデータを取得します。
取得したデータは、標準出力へ送られます。つまり、上の例では、HTMLが表示されます。これをファイルにしたい場合には、選択できるオプションが2つあります。
「-O」オプションは、URLのまま保存します。上の例では、ファイル名がないので、保存されません。これには注意してください。
早速、実用的な利用方法ですが、連番形式で保存された画像(をゴッソリ欲しがるなんてアレしかない)を取得する方法ですが、下のコマンドでどうでしょうか。
連番形式なんだけど、お気に入りの画像は数枚しかない・・・なんていう場合もあるでしょう。お任せください。
上記の両方を合わせて使うこともできます
ちなみに、こういうのもOK。
[a-z] のような表記を見ると、[a-Z] みたいにしたくないですか? あ、私だけですか。ちなみに [a-Z] はエラーです。
今回は、「-o」「-O」オプションと「[]」「{}」の利用法についてエントリーしました。
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wget vs curl - コマンドラインダウンロードツール頂上決戦
curl の基本的な使い方 -コマンド編- その2
curl の基本的な使い方 -設定編-
扱えるプロトコルやコマンドの特徴は、wgetとは違う側面があるので、今回はcurlに焦点を当ててみます。
curlは、curlを呼び出した後に、URLを記述するだけで指定したURLのデータを取得します。
curl http://www.google.co.jp
取得したデータは、標準出力へ送られます。つまり、上の例では、HTMLが表示されます。これをファイルにしたい場合には、選択できるオプションが2つあります。
curl -o /path/to/file.html http://www.google.co.jp curl -O http://www.google.co.jp「-o」オプションは、保存するファイル名を指定して保存します。
「-O」オプションは、URLのまま保存します。上の例では、ファイル名がないので、保存されません。これには注意してください。
早速、実用的な利用方法ですが、連番形式で保存された画像(をゴッソリ欲しがるなんてアレしかない)を取得する方法ですが、下のコマンドでどうでしょうか。
cd /path/to/img curl -O http://example.com/image/xxx_img[000-199].jpgこれで /path/to/img ディレクトリに、xxx_img000.jpg から xxx_img199.jpg までの連番形式でネーミングされたJPEG画像がダウンロードされます。
連番形式なんだけど、お気に入りの画像は数枚しかない・・・なんていう場合もあるでしょう。お任せください。
cd /path/to/img curl -O http://example.com/image/xxx_img{004,100,150}.jpg上のコマンドは、 /path/to/img ディレクトリに xxx_img004.jpg、xxx_img100.jpg、xxx_img150.jpg の3ファイルのみをダウンロードします。
上記の両方を合わせて使うこともできます
cd /path/to/img curl -O http://example.com/image/user[001-005]/xxx_img{004,100,150}.jpgこの場合にダウンロードされるファイルのURLは以下のとおりです。
http://example.com/image/user001/xxx_img004.jpg http://example.com/image/user001/xxx_img100.jpg http://example.com/image/user001/xxx_img150.jpg http://example.com/image/user002/xxx_img004.jpg http://example.com/image/user002/xxx_img100.jpg http://example.com/image/user002/xxx_img150.jpg http://example.com/image/user003/xxx_img004.jpg http://example.com/image/user003/xxx_img100.jpg http://example.com/image/user003/xxx_img150.jpg http://example.com/image/user004/xxx_img004.jpg http://example.com/image/user004/xxx_img100.jpg http://example.com/image/user004/xxx_img150.jpg http://example.com/image/user005/xxx_img004.jpg http://example.com/image/user005/xxx_img100.jpg http://example.com/image/user005/xxx_img150.jpg以上の15パターンになります。2次元配列をforeach でネストしたような感覚ですね。
ちなみに、こういうのもOK。
cd /path/to/img curl -O http://example.com/image/xxx_img[a-z].jpga-z までのファイルをダウンロードします。
[a-z] のような表記を見ると、[a-Z] みたいにしたくないですか? あ、私だけですか。ちなみに [a-Z] はエラーです。
今回は、「-o」「-O」オプションと「[]」「{}」の利用法についてエントリーしました。
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