先日Ubuntu12.04LTSが公開されましたね。11.10とそう大きな変化はないような気もしますが、新しいOSに乗り換えた時は、自分用にセットアップするのが、楽しくもあり、面倒でもあります。
今回は私が利用しているソフトウェアのインストールメモを公開します。
Ubuntuでソフトウェアをインストールする場合、ソフトウェアセンターを利用する場合と、apt-getを利用する場合と、ソースコードをコンパイルする場合と、大きく分けて3種類あります。
後になるにつれて色々大変なのですが、今回は、apt-getをメインにソフトウェアセンターをサブで使うやり方で行きたいと思います。
次に初回起動の時に思うのは、Launcherのアイコンがでかい、と言うこと。これをなんとかするためには、Unityの設定マネージャを導入します。
完了後にLauncherで「compiz」と入力すれば「CompizConfig 設定マネージャ」が表示されるかと思いますので起動します。
デスクトップのカテゴリに「Ubuntu Unity Plugin」というアイコンがあります。
「Experimental」のタブに「Launcher icon size」という項目があるので、これを調整します。私はもちろん、最小値の32です(なにがもちろんなんだか・・・)。
「Behaviour」のタブで「Hide Launcher」がNeverになっていない場合はおかしな動きをする場合がありますので、Neverにした方がいいかも知れません。
ついでにCompizConfig設定マネージャで設定する他の項目もあげておきます。
あと、音響環境としてjackの導入やPulseAudioとjackの連携などの設定がありますが、そちらは別の記事が既にあるので、そちらを参照してください。
参考:21世紀型のエアチェック環境を構築する - PulseAudio と Jack の連携 -
変換効率はmozcの方が良いと思います。
インストール完了後、インプットメソッドを再起動します。時計の並びにキーボードのアイコンがありますのでそこから操作します。
一瞬アイコンが消え、再度表示されたら再起動完了です。
その後、設定から「インプットメソッド」のタブでインプットメソッドの選択より「日本語→Mozc」と選ぶとリストにMozcが追加されます。
日本語入力をONにした時、一番上にあるものが使用されるので、Mozcを選んで「上へ」を連打して一番上に持ってきます。
conkyの真髄は、インストールではなく.conkyrcの作り方にあると思います。
.conkyrcは色々解説サイトが多いし、見た目は好みに左右されやすく、.conkyrcの内容は人によって全然違うものになります。
僕が参考にしたサイトを幾つか挙げておきます。
・Conkyをより実用的にカスタマイズする方法
・Gmail+Weather+Beauty right on your Ubuntu desktop
・【Ubuntu 12.04 beta 1】ハードウエアモニター(Conky)をUbuntu 12.04に入れてみました。(その1)
・conkyの設定を晒しておく
まず最初に、vimを設定します。Ubuntu標準のvimはvim.tinyというものらしく、キーバインドがCentOSなんかで利用できるものとは異なります。正直使いにくいので、CentOSと同じ物を用意します。
ターミナルの入力環境を整えたら、ソフトウェアをインストールしていきます。
apache+PHP5のインストールが終わったら、apacheの設定をします。このままではcakePHPなどを使った開発ができませんので。
viでconfファイルを開いたら、/var/www以下で.htaccessの利用を許可します。override Noneをoverride Allに書き換えます。
書き換えが完了したら、apacheをリスタートします。
PHP5の設定としては、crypt関数の追加なんかもありますが、それは別の記事が既にあるのでそちらを参照してください。
参考:php-mcryptがyumでインストールできないときに幸せになる方法
何はなくとも、IDEがないと開発しにくい体になってしまったので、eclipseをインストールします。
とりあえずざっとインストールしたものを書きだしてみました。使っていくうちに忘れているものや追加するソフトウェアなどもあると思いますが、新しいバージョンが出たら、その時はこのリストを更新して公開したいと思います。
今回は私が利用しているソフトウェアのインストールメモを公開します。
Ubuntuでソフトウェアをインストールする場合、ソフトウェアセンターを利用する場合と、apt-getを利用する場合と、ソースコードをコンパイルする場合と、大きく分けて3種類あります。
後になるにつれて色々大変なのですが、今回は、apt-getをメインにソフトウェアセンターをサブで使うやり方で行きたいと思います。
OSの設定
~/home のディレクトリ名が日本語なので、英語に切り替えます。ターミナルを使わないのであれば、あまり必要性はないですが、こんなページを見てるって事はやっておいた方が捗りますね、きっと。LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
次に初回起動の時に思うのは、Launcherのアイコンがでかい、と言うこと。これをなんとかするためには、Unityの設定マネージャを導入します。
sudo apt-get install compizconfig-settings-manager compiz-plugins-extra
完了後にLauncherで「compiz」と入力すれば「CompizConfig 設定マネージャ」が表示されるかと思いますので起動します。
デスクトップのカテゴリに「Ubuntu Unity Plugin」というアイコンがあります。
「Experimental」のタブに「Launcher icon size」という項目があるので、これを調整します。私はもちろん、最小値の32です(なにがもちろんなんだか・・・)。
「Behaviour」のタブで「Hide Launcher」がNeverになっていない場合はおかしな動きをする場合がありますので、Neverにした方がいいかも知れません。
ついでにCompizConfig設定マネージャで設定する他の項目もあげておきます。
viewportswitcher → goto specific vieweport → 1-4
desktop wall → 有効
ubuntu unity plugin → behaviour → key to show the launcher → 無効
ubuntu unity plugin → behaviour → key to start the launcher application switcher → 無効
ubuntu unity plugin → behaviour → key to start the launcher application switcher in reverse → 無効
ring switcher →
key bindings →
next window → super+tab
previous window → super+shift+tab
misc. options →
speed → 2.0000
ring appearance →
ring width → 0.3
ring height → 0.3
あと、音響環境としてjackの導入やPulseAudioとjackの連携などの設定がありますが、そちらは別の記事が既にあるので、そちらを参照してください。
参考:21世紀型のエアチェック環境を構築する - PulseAudio と Jack の連携 -
ブラウザ
Ubuntuの標準ブラウウザはFirefoxですが、メモリにゆとりがあるなら、起動が早く動作も軽快なChromiumを選択するのも手です。sudo apt-get install chromium-browser
日本語入力
Ubuntu標準の日本語入力システムはanthyですが、これをmozcに置き換えます。mozcはgoogle発のOSSでwindows版と比べると幾つかの機能が実装されていませんが、基本的には同じものです。変換効率はmozcの方が良いと思います。
sudo apt-get install ibus-mozc
インストール完了後、インプットメソッドを再起動します。時計の並びにキーボードのアイコンがありますのでそこから操作します。
一瞬アイコンが消え、再度表示されたら再起動完了です。
その後、設定から「インプットメソッド」のタブでインプットメソッドの選択より「日本語→Mozc」と選ぶとリストにMozcが追加されます。
日本語入力をONにした時、一番上にあるものが使用されるので、Mozcを選んで「上へ」を連打して一番上に持ってきます。
Dropboxの準備
Dropboxを利用していない場合は読み飛ばしてください。sudo apt-get install nautilus-dropbox
Conkyの設定
Conkyはなくてもいいソフトウェアではあるんですが、あった方が楽しいっていうか、見栄えがするかなと思うのでいつもインストールしています。sudo apt-get install conky
conkyの真髄は、インストールではなく.conkyrcの作り方にあると思います。
.conkyrcは色々解説サイトが多いし、見た目は好みに左右されやすく、.conkyrcの内容は人によって全然違うものになります。
僕が参考にしたサイトを幾つか挙げておきます。
・Conkyをより実用的にカスタマイズする方法
・Gmail+Weather+Beauty right on your Ubuntu desktop
・【Ubuntu 12.04 beta 1】ハードウエアモニター(Conky)をUbuntu 12.04に入れてみました。(その1)
・conkyの設定を晒しておく
開発環境の構築
デスクトップ周りのセッティングが完了したら、次は開発環境のセッティングへと移ります。まず最初に、vimを設定します。Ubuntu標準のvimはvim.tinyというものらしく、キーバインドがCentOSなんかで利用できるものとは異なります。正直使いにくいので、CentOSと同じ物を用意します。
sudo apt-get remove vim.tiny sudo apt-get install vim
ターミナルの入力環境を整えたら、ソフトウェアをインストールしていきます。
sudo apt-get install apache2 sudo apt-get install php5 sudo apt-get install mysql-server sudo apt-get install php5-mysql sudo apt-get install php5-dev
apache+PHP5のインストールが終わったら、apacheの設定をします。このままではcakePHPなどを使った開発ができませんので。
sudo a2enmod rewrite sudo vi /etc/apache2/sites-available/default
viでconfファイルを開いたら、/var/www以下で.htaccessの利用を許可します。override Noneをoverride Allに書き換えます。
書き換えが完了したら、apacheをリスタートします。
sudo service apache2 restart
PHP5の設定としては、crypt関数の追加なんかもありますが、それは別の記事が既にあるのでそちらを参照してください。
参考:php-mcryptがyumでインストールできないときに幸せになる方法
何はなくとも、IDEがないと開発しにくい体になってしまったので、eclipseをインストールします。
sudo apt-get install eclipse
とりあえずざっとインストールしたものを書きだしてみました。使っていくうちに忘れているものや追加するソフトウェアなどもあると思いますが、新しいバージョンが出たら、その時はこのリストを更新して公開したいと思います。
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